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陸マイラー入門|失敗しないカード・ポイントサイトの選び方

パイロット帽をかぶったキツネのマスコットキャラクターが搭乗券とカードを持って空港に立っているイラスト マイル・ポイントの貯め方

「陸マイラー」という言葉、聞いたことはありますか。飛行機に乗らずにクレジットカードやポイントサイトを使ってマイルを貯める人たちのことです。私自身、最初はこの言葉すら知りませんでした。「クレジットカードのポイントを使うと旅行がお得になるらしい」という漠然とした興味から始めて、実際にカードを選ぶ段階でかなり悩みました。この記事では、その悩んだ過程と、最終的にどう考えて判断したかを、実体験ベースでお伝えします。

陸マイラーって何?最初に感じた「何から始めればいいかわからない」問題

「陸マイラー」とは、実際に飛行機に乗る回数を増やさなくても、クレジットカードの利用やポイントサイトの活用によって航空マイルを貯めていく人のことを指します。とはいえ、この言葉を最初から知っている人はまれで、多くの人は「クレジットカードのポイントを貯めると旅行がお得になるらしい」という程度の認識からスタートします。私自身もそうでした。ただ、実際に一歩踏み出そうとすると、「何のカードを作ればいいのか」「ポイントサイトって何を使えばいいのか」という選択肢の多さに圧倒され、何から手をつけていいか分からなくなります。

カード選びで実際に悩んだ3つのポイント

実際にカードを選ぶ段階になって、私が特に時間をかけて調べることになったのは次の3つでした。

効率的にポイントが貯まるカードはどれか

単純に「還元率が高い」というだけでは、実は比較になりません。普段よく使うお店やジャンルで還元率が上がるカードなのか、それとも全ジャンル一律なのか、貯まったポイントをそのままマイルに交換できるのか、それとも別のポイントを経由する必要があるのか。この「交換のしやすさ」まで含めて比較しないと、結局どれが自分に合っているのか分からなくなります。

利用額の目安、どのくらい使うならこのカードが得か

年会費のあるカードの場合、「自分は月にどのくらいカードを使うのか」を先に把握しておかないと、比較のしようがありません。年会費が高いカードほど還元率や特典が手厚い傾向がありますが、利用額が少なければ年会費分の元を取れないまま終わってしまいます。逆に、利用額が多い人にとっては、年会費の低いカードでは受け取れる特典の総量で損をしている場合もあります。この「自分の利用額に対して見合っているか」という視点は、ランキング記事だけを見ていても気づきにくいポイントでした。

キャンペーンで変わる還元率の見極め方

新規入会キャンペーンは、期間や条件によってもらえるポイント数が大きく変わります。私自身は、InstagramやXでキャンペーン情報を見かけることが多く、ANAのカードは年に数回、かなりお得なキャンペーンをやっている印象があります。ただし、これは自分の決済金額に見合っているかどうかで話が変わってきます。実際には、友人から「今こういうキャンペーンをやっているよ」と教えてもらったり、YouTubeで解説している人の情報を参考にしたりしながら申し込むことが多かったです。常設の還元率だけを見て比較していると、こうしたキャンペーンのタイミングで生まれる差を見落としてしまいます。逆に言えば、キャンペーンのタイミングさえ合わせれば、同じカードでも受け取れるポイントが数倍変わることもあるので、「今すぐ作る」前に一度キャンペーン情報を確認する価値はあります。

損益分岐点で考える、「年会費のもとが取れるライン」を計算してみる

考え方はシンプルです。「年会費」と「そのカードで得られる特典・ポイントの金銭的価値」を比べて、後者が上回るラインを探します。計算式にすると次のようになります。

月の利用額 × 還元率 × 12ヶ月 + 入会特典分 > 年会費 であれば、そのカードは「元が取れている」と言えます

私自身の体感で言うと、楽天カードは普段の買い物を楽天で済ませるだけでポイントが貯まっていく感覚があり、そのポイントが結果的に旅行の足しになっています。JCB CARD Wは、Amazonでの買い物と相性がよく、JCB公式の「ポイントアップ登録」をしておくとポイント還元が最大4倍(還元率にして約2%)になるため、Amazonをよく使う人には特に恩恵が大きいカードです(18〜39歳での入会が条件です)。そしてエポスカードは、私が最初に作ったカードでした。当時は持っているだけで海外旅行傷害保険が付帯されていた記憶があるのですが、現在は条件が変わり、カードで旅行代金等を決済した場合に保険が適用される「利用付帯」になっています(エポスプラチナカードのみ自動付帯)。それでも年会費無料でこの条件が使えるので、マイルうんぬんを抜きにしても「最初の1枚」としての完成度は高いと感じています。数字だけを見ると難しく感じるかもしれませんが、一度自分の月の利用額をカード明細で確認してから当てはめてみると、案外シンプルに答えが出ます。

マイルかホテルポイントか、ANA/JALとマリオット/ヒルトンの違い

「陸マイラー」という言葉から、ANAやJALのマイルを貯めることだけをイメージする人が多いかもしれません。ただ実際には、マリオットやヒルトンのようなホテル系のポイントを貯めるという選択肢もあります。私自身、最終的にはマイルとホテルポイントの両方を持つ形に落ち着きました。マイルは航空券に、ホテルポイントは宿泊費に、それぞれ振り分けて考えると、旅行全体でかかる費用を分散してお得にできます。どちらか一方に絞る必要はなく、「まず片方から始めて、慣れてきたらもう片方も」という進め方で十分です。

ポイントサイト経由 vs 紹介経由、どちらがお得か

カードを申し込むとき、ハピタスやモッピーのようなポイントサイトを経由する方法と、すでにカードを持っている人からの紹介で申し込む方法があります。ポイントサイト経由は、サイト独自のポイントが上乗せされるのが魅力です。一方、紹介経由の場合は、紹介する側・される側の両方に特典が付くキャンペーンが用意されていることが多く、条件によってはポイントサイト経由より有利になることもあります。私自身は、マリオットカードやヒルトンカード、ANAゴールドカードなどを紹介経由で作りましたが、その時々でどちらが得かは変わるため、「必ずポイントサイトを使うべき」と決めつけず、申し込む直前に両方の条件を見比べる習慣をつけておくとよいです。

【比較表】初心者におすすめの入門カード3枚

実際に私自身も所有している3枚を軸に、初めての1枚を選ぶ際の目安をまとめました。年会費・還元率は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

カード名年会費還元率こんな人におすすめ
エポスカード永年無料0.5%とにかく初めての1枚を作りたい人
楽天カード永年無料1.0%普段の買い物が中心で、ポイントサイトも併用したい人
JCBカード W永年無料(18〜39歳入会限定、以降も継続無料)1.0%(Amazon優待登録で最大4倍)将来的にJAL/ANA提携カードへのステップアップを考えている人(18〜39歳で申込可能。40歳以上は通常のJCB一般カードを検討)

私が最終的に選んだカード構成

現在の私は、マリオットカード・ヒルトンカード・ANAゴールドカード・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(ユナイテッド航空のマイルを貯める用)といった構成でカードを保有しています。ここまで来るのに、最初から迷わずこの組み合わせに辿り着いたわけではありません。エポス・楽天・JCBのような入門カードから始めて、実際に使いながら自分の旅行スタイルに合わせて少しずつ組み替えてきた結果が今の形です。私の場合、本業の会社員とは別に副業をしており、その仕入れでまとまった金額を決済することがありました。この支出があったからこそ、マリオットカード・ヒルトンカード・ANAゴールドカード・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのような、年会費の高いカードでもしっかり「元を取る」ことができています。現在はマリオットカードをメインで使っています。こうした高年会費カードの多くは「入会後3ヶ月以内に〇〇円以上利用で最大10万ポイント」といった入会特典キャンペーンを行っていることが多いので、副業に限らず、まとまった支出のタイミングがあるなら、そこに合わせてこうしたカードを検討してみるのも一つの手です。

まとめ:まず1枚、ここから始める

「陸マイラー」という言葉を知らなかった頃の自分に伝えたいのは、最初から完璧なカード構成を目指す必要はない、ということです。まずはエポスカード・楽天カード・JCBカードのいずれか1枚を選んで作ってみて、実際に使いながら自分の生活スタイルに合うかどうかを確かめてください。そこから少しずつ、マイルとホテルポイントの世界を広げていけば大丈夫です。次の記事では、まずエポスカードにしぼって「どうやって申し込むのが一番お得か」を詳しく見ていきます。

よくある質問

陸マイラーは飛行機によく乗らないとできない?

いいえ、必要ありません。「陸マイラー」という言葉自体、飛行機に乗らずにマイルを貯める人を指すものです。日々のクレジットカード利用やポイントサイトの活用が中心で、実際に搭乗する回数は関係ありません。

年会費が高いカードは元が取れる?

本文中で紹介した「損益分岐点」の考え方で計算すれば分かります。月の利用額が多い人や、入会特典・付帯サービスをしっかり使う人であれば、年会費の高いカードの方がトータルでお得になることが多いです。逆に利用額が少ない場合は、年会費のかからないカードから始める方が失敗しにくいです。

ポイントサイトとカード発行元、どちらから申し込むべき?

本文で触れた通り、どちらが得かはタイミングやキャンペーン内容によって変わります。申し込む直前に、ポイントサイト側のポイント数と、カード発行元・紹介者側の特典内容を両方確認してから決めるのがおすすめです。

マイルとホテルポイント、両方貯めるのは大変じゃない?

最初から両方を同時に進める必要はありません。私自身も、片方に慣れてからもう片方に手を広げました。まずはどちらか自分の旅行スタイルに合う方を1つ選び、慣れてきたタイミングでもう一方を検討する、という進め方で十分です。

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